業務用食洗機内で起こるタンパク質発泡とは
業務用食器洗浄機内で発生する泡は、前洗いで使用する中性洗剤が食器に付いて洗浄機内に混入
と言うのは、飲食関係の人であればだれでも知っていることですが、タンパク質による発泡はあまり知られていません。
原因としては、食器洗浄機で洗浄する食器や調理器具などの食品の残りカスに由来します。
これらの残りカスに含まれるタンパク質が洗浄機用洗剤と反応し、泡を発生させることがあります。
特に、乳製品や卵、肉などのタンパク質の多い食品が、多く付着した食器や調理器具を洗う場合、発泡の可能性が高まります。
対策としては食器を予洗いする。(お湯又は洗浄機用前洗い洗剤、前浸漬洗剤を使用)
食器洗浄機のタンク内及び残菜フィルターや洗浄ノズルを定期的に清掃することが重要です。
食器や調理器具の洗浄ラックの汚れも注意が必要です。
適切な食器洗浄機用洗剤と洗浄サイクルを選択することも特に効果的な対策です。