業務用食器洗浄機用リンス剤は必要か?
グラスの仕上がり向上、食器(特に陶器)の乾燥促進のためにリンス剤の使用をお勧めします
但し、洗浄工程が不十分な場合はリンス剤の効果は出ません
リンス剤を使用していても効果が実感できない場合は洗浄機の点検が必要です K
→リンス剤使用による食器の仕上がり効果 その1へ
→リンス剤使用による食器の仕上がり効果 その2へ
グラスの仕上がり向上、食器(特に陶器)の乾燥促進のためにリンス剤の使用をお勧めします
但し、洗浄工程が不十分な場合はリンス剤の効果は出ません
リンス剤を使用していても効果が実感できない場合は洗浄機の点検が必要です K
→リンス剤使用による食器の仕上がり効果 その1へ
→リンス剤使用による食器の仕上がり効果 その2へ
ノズルの詰まりの原因は食器に残った残菜処理が不十分のまま洗浄機へ入れることです
油分、汚れは洗浄機で洗浄できますが残菜に付いては洗浄水汚れを増し洗浄ノズルの詰まりの原因になります K
食中毒を予防するためには、「食中毒予防の3原則」を徹底する事が重要となります。
その3原則とは、
の3つです。(参考:農林水産省)
詳細は上記のサイトなどを確認いただければと思います。
しかし、洗剤メーカーとして言いたいことは、食器や器具を洗うときは手洗いよりも食洗機を使ったほうがより食中毒予防につながるということです。
食洗機を使えば、洗剤の入った洗浄液を、しっかりした圧力で、まんべんなく噴射できるため、手では洗いにくい部分もしっかり洗浄・除菌ができます。
コップの底面はもちろん、ザルや泡だて器、おろし金などの細かい隙間があるものもしっかり洗えるため、1番の菌をつけないことに繋がります。
さらに、手洗い時はお湯の温度が40℃ほどですが、食洗機はより高い60℃で洗浄するため、3番の菌をやっつけることにも繋がります。
こういったことから、洗う食器が少ない状態でも食洗機を使ったほうがより安全で衛生的と言えます。
個人的には、可能な限り食洗機を使うことをおすすめします。
(参考までに、1回の食洗機の稼働コストは9円という試算もあります。)
厨房一番 寺井
食洗機を使用する際に、洗剤・乾燥剤(リンス)の残量があるか確認することは重要ですが、お湯の温度も重要となります。
洗浄温度は油汚れを落とすために60℃以上、すすぎ温度は食器の乾燥を早めるために80℃以上が理想です。
この温度を保つためにも、大元の給湯器の温度も高くすることが理想です。
機種にもよりますが、食洗機は基本的にブースター(ヒーター)を内蔵しているため、自前でお湯を沸かすことは可能です。
しかし、ガスブースターの無い100V電源の洗浄機は、熱量が非常に低く、お湯の温度を上げるのに非常に時間がかかります。
そのため、大元の給湯器の温度を高くすることが必要となります。
(例えば、ホシザキ製の食洗機は必要給湯温度が約75℃以上とカタログに記載があります。)
あまり頻繁に食洗機を使わないお店でしたら問題ありませんが、お湯の温度が上記より低い状態で使うことになると洗浄力が一気に落ち、食器の乾燥も時間がかかり不衛生な状態となります。
今一度、洗浄機の温度を確認するよう習慣づけるようにしましょう。
厨房一番 寺井
食洗機用洗剤の交換をするときは、手や目にかからないよう保護することももちろん大事ですが、洗剤の食洗機までの通り道を傷つけないことも重要です。
食洗機が洗剤をうまく吸わないときに、よくある原因の1つとして供給ホースの破損があります。
破損の位置によって、空気を吸って洗剤が全く減らないか、食洗機に届く前に床に漏れてしまうかの2パターンがあります。
供給ホースが破損してしまうと交換する必要がありますので、洗剤が減らない、液漏れしているなどの症状があるときは、一度洗剤購入店へ連絡をお願いします。
厨房一番 寺井